2025年2月27日、レクサスは人気のラグジュアリーSUV「RX」に一部改良を施し、全国のレクサス販売店で販売を開始しました。
今回のアップデートは、RXが長年大切にしてきた静粛性や走行性能をさらに高めるとともに、内外装の質感向上や先進装備の充実が図られています。
初代から続く革新の歴史、RXとは？
RXは1998年、北米市場でラグジュアリークロスオーバーSUVの先駆けとして登場。
2005年には高級車市場で初のハイブリッドモデル「RX400h」を導入し、環境性能と上質な走りを両立するブランドの象徴となってきました。
2022年にはEV走行距離とパワーを両立するPHEV「RX450h+」が登場し、翌2023年には2.5Lハイブリッドの「RX350h」も加わるなど、電動化のラインアップを着実に拡充。
2024年末時点で、世界約95の国と地域で累計約400万台を販売しており、グローバルに愛されるレクサスの主力モデルへと成長しています。
さらなる快適性と走行性能の進化
高い静粛性をさらに強化
今回の一部改良では、後席周りの快適性向上を重視。
エンジンノイズを抑える対策に加え、リヤドアには音を効果的に遮断するアコースティックガラスを採用。車内全体で、より穏やかで落ち着いた静粛空間を実現しています。
上質な乗り心地と力強い加速性能
走行面でも改良が施され、駆動力特性の見直しにより、ドライバーのアクセル操作に対する応答性が向上。
さらに、サスペンションやシャシーのセッティングが最適化され、車体の揺れを抑えることで、フラットかつ安心感のある乗り心地が提供されています。
より高い走行安定性を実現するDRSの設定拡大
レクサスの先進技術「Dynamic Rear Steering（DRS）」を、これまでの一部グレードに加えて、RX450h+とRX350hのAWD（四輪駆動）モデルにも展開。
これにより、街中での取り回しのしやすさと、高速走行時の優れた安定性が両立され、あらゆるシーンで安心の走りが体感できます。
内装・外装デザインにもさらなるこだわり
インテリアにイルミネーション追加＆新色登場
車内では、コンソール前方にイルミネーションを追加し、輝度を高めることでより上質な室内空間を演出。
「F SPORT Performance」および「F SPORT」には、新たにホワイトの内装カラーを採用。ブラックとの高いコントラストが生み出すスポーティかつラグジュアリーな雰囲気が魅力です。
外観の魅力を高める新ホイールオプション
上級グレードの“version L”には、新たに21インチタイヤ＆ホイール（ダークグレーメタリック塗装＋切削光輝）のメーカーオプションが追加。
デザイン性と走行性能の両面で、さらなる洗練を感じられる装備です。
装備面のアップグレードも注目ポイント
メーターを12.3インチに大型化
ドライバーが必要な情報をより見やすく確認できるよう、液晶メーターは12.3インチへサイズアップ。
運転中の視認性を高めることで、より安全で集中しやすい運転環境が整えられました。
“F SPORT”に高度運転支援「Lexus Teammate」標準装備
RX350“F SPORT”には、駐車支援機能「アドバンストパーク（リモート機能付）」を含む「Lexus Teammate」を標準搭載。
リモート操作による駐車も可能となり、日常のドライブをより快適にサポートします。
今回の一部改良によって、レクサスRXはさらなる快適性、走行性能、上質さを兼ね備えたプレミアムSUVとして進化しました。
長年にわたり世界中のファンに愛され続けてきた理由が、細部に至るまで感じられる仕上がりです。
電動化の選択肢も豊富に揃っており、自分のライフスタイルにぴったりな一台を見つけたい方には、ぜひ注目していただきたいモデルです。