今回のマイナーチェンジでは、本格的なグランドツーリングセダンとして築き上げた躍動感と品格に更なる磨きをかけるため、外観デザインには、独自の進化を遂げたスピンドルグリルや、全車に新たにLEDヘッドランプを採用しています。
同時に、インテリアでは内装色やオーナメントパネルのバリエーションを拡大し、車内の質感も向上させています。
さらに、大幅なボディ剛性強化やサスペンションチューニングの最適化を行い、良質な走行性能と乗り心地を確保するとともに、新開発V6・3.5Lエンジンを採用して高い燃費性能を実現。
それに加えて、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を採用することで、多面的な安全運転支援を実現し、安全と安心に一層配慮。
GSの主な特長
力強さと質感を磨き上げたデザイン
- エクステリアは、パワフルなエンジンの存在を感じさせ、勢いよく前に進むかのようなフロントノーズからフードにかけた立体造形や、低重心を強調するサイドビューが、「骨太な強さ」と「低重心なスポーティさ」を表現。さらに、18インチアルミホイールと19インチアルミホイールを、切削光輝処理を施した新意匠へ変更し、精悍さを付与
- エアダクト一体型のブレーキ冷却機能を織り込んだスピンドルグリルに、ブレーキダクト部まで回りこんだメッキモールや、グレーとブラック2色の導風形状のインナーバーがアッパーグリルとロアグリルで切り替わるカラーコーディネートを採用。機能美を精緻なデザインで上質に仕上げ、躍動感と品格を象徴
- フロントのクリアランスランプ(デイライト機能付)、およびリヤコンビネーションランプは、L字型のテールランプ形状を強調したLEDを採用し、LEXUSであることを鮮やかに主張するとともに先進性を演出
- インテリアでは、オーナメントパネルに新開発のレーザーカット本杢や、伝統工芸の紋様を最新の生産技術と匠の手技によって再現した名栗(なぐり)*2調仕上げの本アルミ*3を設定。また、室内の随所に金属調の加飾やサテンメッキを採用し、細部を効果的に際立たせるなど、本格セダンとしての品格ある室内空間を実現
- 外板色は新たにソニッククォーツ、“F SPORT”専用色ヒートブルーコントラストレイヤリングなどを採用し全11色とし、内装色も新たにリッチクリームやシャトーなど全6色を設定
ダイナミックな走りと上質な乗り心地
- 構造用接着剤とレーザースクリューウェルディングの採用、スポット溶接の打点の追加により、大幅にボディ剛性を強化。ステアリング系パーツの剛性強化をベースに、サスペンションのチューニングを最適化することにより、従来型から定評のあるダイレクトなステアリングフィールをさらに進化させつつも、一層快適な乗り心地を実現
- GS350には、新開発のV6・3.5Lエンジン(2GR-FKS)を搭載。新世代の直噴機構D-4S*4とアトキンソンサイクルを採用し、パワーと低燃費(JC08モード走行燃費10.8km/L*5)、および環境性能で同排気量クラス*6トップレベルを追求
- CUSTOMIZEモード搭載のドライブモードセレクトを採用。CUSTOMIZEモード選択時には、パワートレーン、シャシー、空調の各制御の組み合わせを自由に選択でき、よりドライバーの嗜好に応じた走行モードを実現することで、快適なドライビングをサポート
- GS350の2WD全車のフロントに、パフォーマンスダンパーを採用。ハンドリング特性をよりシャープにするとともに、乗り心地と静粛性も向上
- GS450h“F SPORT”と、GS350“F SPORT”の2WD車には、ブレーキにオレンジカラーの“F SPORT”専用キャリパー(フロント・リヤ/フロントLEXUSロゴ)をオプション設定し、“F SPORT”の走りを強調
予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」
- Lexus Safety System +は、歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ「プリクラッシュセーフティ」、車線維持をサポートする「レーンキーピングアシスト」(LKA*7)、夜間歩行者の早期発見に寄与しロー・ハイビームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」(AHB*8)、そして先行車との車間距離を保ちながら追従走行する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」をパッケージ化し、多面的な安全運転支援を強化
各種快適装備
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/30855960.html
- ナビゲーションシステムには、12.3インチワイドディスプレイを採用。地図画面などのフルスクリーン表示を可能とし、高い視認性を確保。また「VICS WIDE*9」対応となり、FM多重放送による渋滞情報の提供拡大や精度向上に伴い、より正確な探索ルートを提供するほか、新たに緊急情報(特別警報)や気象・災害情報などを提供することで、快適な運転を支援
- リモートタッチには、革巻きステッチを施したパームレストの両側にENTERボタンを設置、ノブ前方にもBACK(戻る)ボタンを設置して、上質感とともに自然なスイッチ操作を実現
- フロントシートヒーター、ステアリングヒーター、ラゲージドアイージークローザーなどを標準設定し、快適性とともに利便性を確保