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2013年5月 IS フルモデルチェンジ

2013年5月~2020年10月
(30前期)

IS

2013年5月 IS フルモデルチェンジ

2013年5月 IS フルモデルチェンジ

レクサスのコンパクトFRスポーツセダンの「IS」がフルモデルチェンジしました。
IS350、IS250をフルモデルチェンジするとともに、このモデルから新しくハイブリッドモデルの「IS300h」が追加されました。

走る楽しさを極めたスポーツセダン

このフルモデルチェンジで、LEXUSは「真の“走る楽しさ”の体現」という開発目標を掲げ、IS特有の「気持ちよい走り」と「スポーティなデザイン」をさらに向上させました。
LEXUSハイブリッドの完結作として位置づけられるIS300hは、スポーツセダンに求められる動力性能と快適性の両立に成功し、業界トップクラスの環境性能も実現(JC08モード走行燃費23.2km/L、CO2排出量100g/km)しています。

新型ISは、ボディ剛性を向上させる新生産技術や、新型リヤサスペンション、8-Speed SPDSの採用により、優れた操縦性と走行安定性を提供。
特に“F SPORT”モデルでは、LEXUS LFAの技術を踏襲した可動式メーターや新工法による専用スポーツシートを導入し、LEXUSダイナミックハンドリングシステム(LDH)を搭載したIS350“F SPORT”で、これまで以上の走行体験を実現しています。

デザイン面では、スピンドルグリルを中心に力強くスポーティな外観を演出し、操作性を考慮したインテリア設計で、ISのスポーティなキャラクターを際立たせています。

新たなラインアップのIS300h

新開発のハイブリッドシステムを搭載したIS300hは、FR用縦置き2.5L直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーターを組み合わせ、LEXUS特有の感情を揺さぶる走りと高い環境性能を両立しています。
このモデルには、低燃費と高出力を可能にする新世代直噴技術「D-4S」を採用した2AR-FSEエンジンが搭載され、最大熱効率38.5%を実現しています。

IS300hは、JC08モードでの走行燃費が23.2km/L、CO2排出量が100g/kmに達し、「平成27年度燃費基準+20%」および「平成17年度基準排出ガス75%低減レベル」をクリアしています。
これにより、環境対応車普及促進税制の減税措置の対象となっています。

さらに、ハイブリッドバッテリーの配置の最適化により、後席に6:4分割可倒式シートを採用することが可能となり、クラストップレベルの室内・荷室空間を実現しています。

ドライバーの感覚に訴える優れた性能

新技術を活用してボディ剛性を向上させるために、従来のスポット溶接に代わる「レーザースクリューウェルディング」技術を導入し、溶接打点間のピッチを細かくしています。
また、「構造用接着剤」を用いた面での結合により、ボディのたわみを抑え、操縦性と走行安定性を強化しています。

IS350には8-Speed SPDSを採用し、多段オートマチックトランスミッションの滑らかな加速能力と、Mポジションでのダイレクトな操作感を組み合わせています。
スポーティバージョンの“F SPORT”では、電子制御を利用して乗り心地とハンドリングを向上させるNAVI・AI-AVSや専用チューニングのサスペンションを採用し、LEXUS LFAの走りを反映した高性能を提供しています。

さらに、IS350“F SPORT”には、レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム(LDH)を搭載し、高速走行時の安定性や中速域のアジリティ、低速での取り回しの良さを実現しています。
内外装には“F SPORT”専用のデザインを採用し、LFAからの意匠と技術を受け継ぐ可動式メーターや新工法で作られたスポーツシートを装備し、さらなるドライビングの楽しさを追求しています。

ドライバーの好みや様々な運転シーンに合わせて車の性能を調整できる「ドライブモードセレクト」も装備し、「ECO」「NORMAL」「SPORT S」、及び「SPORT S+」モードを提供しています。
特に「SPORT S+」モードでは、エンジンとシャシーの制御が切り替わり、よりダイナミックな走行が可能です。

スポーツセダンとしてのデザイン

LEXUSのデザインアイコンである「スピンドルグリル」は、空力と冷却性を考慮してデザインされており、独立したL字型クリアランスランプを取り入れることで、精悍で個性的なフロントフェイスを形成しています。
サイドビューは、シャープなプレスラインと、前輪の後方からリヤエンドにかけて跳ね上がるロッカーラインが特徴で、軽快かつダイナミックなフォルムを実現。
リヤビューでは、「ヘミング工法」をリヤホイールアーチに採用し、タイヤを張り出すことでスポーツセダン特有の踏ん張り感を表現しています。

外板色は、“F SPORT”専用色のホワイトノーヴァガラスフレークをはじめ、新色ソニックチタニウムを含む全10色が設定されました。
インテリアには、水平基調のインストルメントパネルが採用され、視界の確保と車両挙動の把握がしやすくなっているため、運転に集中できるスポーツコックピットが提供されています。
また、ホイールベースの拡大とシートデザインの改良により、後席の膝前空間が従来型比で85mm拡大され、快適性が大幅に向上しています。

安全性・快適性

複数の安全技術を新たに採用。
車線逸脱を検知し、ブザーとディスプレイ表示でドライバーに警告する「レーンディパーチャーアラート(LDA)」を初めて導入しました。
また、走行中にドアミラーで確認が困難な後側方の車両を準ミリ波レーダーで検知し、ドライバーへ警告することで車線変更時の安全を支援する「ブラインドスポットモニター(BSM)」を採用しています。

さらに、歩行者の安全を考慮し、万一の事故時にはフード後方が瞬時に持ち上がり、歩行者の頭部への衝撃を緩和するポップアップフードを全車標準装備。
プリクラッシュセーフティシステムは、ミリ波レーダー方式を用い、事故の90%以上の相対速度域で追突事故の減速性能を向上させました。

利便性の面では、エアコンの温度調整が指先の上下動だけで行える静電式温度調整スイッチをLEXUSで初めて採用。ナビゲーションやオーディオ情報をメーター内に表示するマルチインフォメーションディスプレイと、マウス感覚で操作可能なリモートタッチを導入し、運転中の操作性を大幅に向上させています。

詳細情報

発売年月
2013年5月
グレード・価格
IS250 - 420万円
IS250(AWD) - 460万円
IS250 F SPORT - 480万円
IS250 F SPORT(AWD) - 550万円
IS250 version L - 480万円
IS250 version L(AWD) - 518万円

IS300h - 480万円
IS300h F SPORT - 538万円
IS300h version L - 538万円

IS350 - 520万円
IS350 F SPORT - 595万円
IS350 version L - 575万円

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