新型NXは、次世代LEXUSの幕開けを象徴する最初のモデルです。
また、電動化ビジョン「Lexus Electrified」に基づき、NXをグローバルコアモデルと位置付け、LEXUS初のPHEVを導入。
さらに、2.5L自然吸気や2.4Lターボなど多彩なパワートレーンラインアップを用意し、多様化するニーズに対応。
また、ジオフェンス技術の導入に向けて、先読みエコドライブ(先読みEV/HVモード切り替え制御)を日本市場に導入しました。
これにより、駆動用電池の残量や道路の特性に応じてEV走行とHV走行を自動で切り替え、より効率的な走行が可能となっています。
さらに、G-Link機能の拡充や新しいスマートフォンアプリ「My LEXUS」の提供など、さまざまな先進技術を採用しています。
新型NXの主な特長
- LEXUS初のPHEVをはじめ、大容量バッテリーを搭載したHEV、新開発2.4L直列4気筒ターボエンジン、2.5L直列4気筒自然吸気エンジンなど、いずれも高い熱効率エンジンを採用
- PHEV、2.4LターボモデルはAWD、HEVと2.5L自然吸気エンジンはAWDまたはFFのドライブトレーンを設定
- 新開発電子制御フルタイムAWDを2.4Lターボモデルに採用し、AWDの持つ高い接地感とリニアなステアリングフィールを独自の技術で両立
- ドライバーがクルマと直感的につながり、より運転操作に集中できるコックピット思想「Tazuna Concept」を初めて取り入れたインテリア
- ドライバーの感性に寄り添い、人とクルマの協調を目指した最新の「Lexus Safety System +」
- ドアのアンラッチを電子制御で行うe-ラッチシステムとブラインドスポットモニターを組み合わせた、停車時のドア操作に起因する事故防止に貢献する「安心降車アシスト(ドアオープン制御付)」を世界初搭載
- スマートフォンを介してドアのロック/アンロック、エンジンスタートなどの車両操作ができるデジタルキー
- スマートフォンにより車外からの遠隔操作を可能とし、不慣れな場所や狭い場所での駐車を支援する、LEXUS初のリモート機能付き[Lexus Teammate Advanced Park]
- 目的地をセットした際自動でEV/HVのモード切りかえを行い、より高効率な運転を実現する「先読みエコドライブ(先読みEV/HVモード切りかえ制御)」をPHEVに採用
- お客様の日常をより快適なものにするため開発された各種サービスを新導入するなどG-Linkの機能を拡充
- 赤信号から青信号への切り替わり時に発進を促す機能を発進遅れ告知に追加
- ドライバー異常時対応システムに、ヘルプネットに自動で接続して救命要請を行う機能を採用
新型NXは次世代レクサスの最初のモデル
新型NXは、GA-Kプラットフォームの採用と改良を通じて、軽量で高剛性なボディと低重心の設計を実現しました。これにより車両の基本性能が大幅に向上し、LEXUS特有のドライバーの意図に忠実なリニアな応答性を継承しています。
さらに、LEXUS初のPHEVを含む6種類のパワートレーンを導入し、駆動力を精密にコントロール。
これにより、あらゆる走行状況での減速、操舵、加速がシームレスに連動し、接地感と力強さ、安心感のある走りを提供しています。
これにより、「Lexus Driving Signature」はさらに深化しました。
6種類のパワートレーン
2.5L PHEV E-Four(「A25A-FXS」エンジン+THSⅡPlug-in+リヤモーター)
LEXUS初のPHEVモデルは、AWD(E-Four)で前後駆動力を100:0から20:80の範囲で最適に制御します。また、大容量リチウムイオンバッテリーを床下に配置することで低重心を実現し、安定感のある質の高い走行を提供します。
2.5L HEV E-Four(「A25A-FXS」エンジン+THSⅡ+リヤモーター)
2.5L HEV FF(「A25A-FXS」エンジン+THSⅡ)
HEVバージョンは、高効率な2.5L直4エンジンと高出力モーターを組み合わせ、専用の制御ロジックを採用して優れた加速性能と低燃費を同時に実現しています。E-Fourモデルでは、前後の駆動力配分を100:0から20:80の範囲で適切に調整。さらに、FF(前輪駆動)モデルの導入により、多様な顧客ニーズに対応しています。
2.4L-T AWD(「T24A-FTS」エンジン+Direct Shift-8AT+電子制御フルタイムAWD)
新たに開発された2.4L直4ターボエンジン、高トルク対応型Direct Shift-8AT、そして電子制御フルタイムAWDを採用しました。
このエンジンは、TNGAの高速燃焼システム、LEXUS初のセンター直噴システム、ターボと触媒の近接配置を特徴としており、世界中で厳しさを増す排気・燃費規制に対応しながらカーボンニュートラルへの取り組みを進めています。
トランスミッションは、低回転からの高トルクを引き出す過給エンジンの特性に合わせて最適化された新開発のシフト制御技術と最適なシフトスケジュールを用いて、ドライバーの意図に忠実で快適な加減速を提供します。
さらに、電子制御フルタイムAWDは、前後の駆動力配分を75:25から50:50までシーンに応じて調整し、独自技術による高い接地感とリニアなステアリング感覚を実現しています。
2.5L AWD(「A25A-FKS」エンジン+Direct Shift-8AT+電子制御スタンバイAWD)
2.5L FF(「A25A-FKS」エンジン+Direct Shift-8AT)
高効率な2.5L直4エンジンとDirect Shift-8ATを使用し、2.4Lターボエンジンと同様の独自制御技術と最適化されたファイナルギア比を採用しています。
これにより、十分な駆動力とシーンに応じたリズミカルなシフトスケジュールを通じて、快適な走りを実現。
AWDモデルでは、前後駆動力配分を100:0から50:50の範囲で調整し、滑りやすい路面での走行安定性と低燃費を向上させています。さらに、顧客の多様なニーズに応じて、AWDに加えFFモデルも展開しています。
次世代レクサスのデザイン
新型NXは、次世代LEXUSのデザインランゲージを確立するための挑戦として、運動性能と機能性を高めるプロポーションを基にした「独自性」と、技術を基盤とした「シンプリシティ」の追求に取り組んでいます。
ここでいう「プロポーションに根差した独自性の追求」は、動的性能を考慮した革新的なパッケージングと、LEXUS特有の洗練されたシャープさを融合させること、そして新型NXのエクステリアにおいては、プラットフォームの変更に伴うダイナミックかつ洗練されたデザイン表現を指します。
また、「テクノロジーに根差したシンプリシティの追求」は、最新の機能や技術をシンプルなデザインで表現することを意味します。
この理念に基づき、インテリアデザインでは新しいコックピット概念「Tazuna Concept」を導入し、乗員それぞれに快適な空間を提供しつつ、クルマとドライバーが直感的につながり、運転に集中できる環境を創出しています。
最新のLexus Safety System +
- プリクラッシュセーフティ[PCS]
- フロントクロストラフィックアラート[FCTA]
- 緊急時操舵支援
- レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
- レーンディパーチャーアラート[LDA]
- レーントレーシングアシスト[LTA]
- ドライバー異常時対応システム
- レーンチェンジアシスト[LCA]
- ロードサインアシスト[RSA]
- 発進遅れ告知機能[TMN]
- プロアクティブドライビングアシスト[PDA]
- e-ラッチシステム
- 安心降車アシスト(ドアオープン制御付)[SEA]
- アドバンスト パーク[Lexus Teammate Advanced Park](リモート機能付き)
- デジタルキー
- パノラミックビューモニター
OTAソフトウェアアップデート
DCMを介した無線通信を利用するOTAソフトウェアアップデート機能を導入しました。
この機能により、マルチメディアシステムやLexus Safety System +だけでなく、メーターなどの周辺機器もアップデートの対象となります。これにより、表示内容の改善、操作性の向上、新機能の追加、および性能の向上が可能となります。