LEXUSは、SUVラインアップのフラッグシップモデルであるLX570を日本でも発売します。
LXは1996年にLEXUS初のSUVとして北米で販売を開始し、その後、北米、中近東、ロシアを中心に国際市場での販売を拡大してきました。
新型LXの導入により、日本市場でも3列シートのラグジュアリーSUVとして販売されることになります。
このモデルは、力強さと豪華さが融合した内外装を特徴としており、乗降時に自動で車高調整を行う「乗降モード」や、先進の「レクサス クライメイト コンシェルジュ」空調システムを標準装備しています。
また、トルクフルなV8・5.7LエンジンとLEXUS初のカスタマイズ可能なドライブモードセレクトを採用しており、オンロードからオフロードまで安定した走行性能を提供します。
さらに、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた高性能な認識システムを備え、多角的な安全運転支援を実現する予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を国内で初めて採用しており、安全性にも細心の注意を払っています。
LXの特徴
力強さとラグジュアリーが融合したデザイン
外観は、ロア部分を厚めにデザインした安定感あるフロントビュー、ダイナミックなサイドビュー、そして力強く洗練されたリヤビューが特徴です。
プロテクターを連想させるグリル下端部や、グリルフレームと一体化した硬質なグリルインナーバーがLEXUSの進化を象徴しています。
LEDシーケンシャルターンシグナルランプを初採用し、先進性を演出。
21インチアルミホイールのオプション設定が高級感を増し、インテリアは異素材のコントラストで上質さを表現しています。
優れた走行性能
LXに搭載されたV8 5.7Lエンジンは、2,000r.p.m.から最大トルクの約90%を発生する広いトルクバンドを持ち、8速スーパーインテリジェントオートマチック(8 Super ECT)との組み合わせにより、オンロードでの滑らかな加速とオフロードでの強力な走行性能を実現します。
VGRS(ギア比可変ステアリング)は、車速に応じてステアリングギア比を調整し、大型ボディでも優れた操作性と安定性を確保しています。
また、カスタマイズモードを搭載したドライブモードセレクトは、パワートレーン、シャシー、空調の各制御を自由に組み合わせることができ、ドライバーの好みに応じた走行モードを提供します。
さらに、4-Wheel AHC & AVSを搭載し、サスペンションを自在に制御。4-Wheel AHCは、車高を自動調整し、乗降モード使用時には車高を下げることで乗降性を向上させます。
AVSでは、走行状態に応じて減衰力を自動調整し、優れた乗り心地と操縦安定性を実現します。
クロールコントロールとマルチテレインセレクトは、オフロードでの走行をサポートし、クロールコントロール中に回頭性を高めるターンアシスト機能も備えています。
マルチテレインモニターは4つのカメラで車両周囲の状況を確認し、狭い道や路肩への寄せに役立ちます。
さらに、車両下の状態やタイヤ位置を確認できるアンダーフロアビューも搭載しています。
先進の安全技術「Lexus Safety System +」
Lexus Safety System +には、多面的な安全運転支援機能がパッケージされています。
具体的には、歩行者検知機能付きの「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱を警告する「レーンディパーチャーアラート(LDA)」、ハイビームを自動調整する「アダプティブハイビームシステム(AHS)」、および全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールが含まれます。
また、ブラインドスポットモニター(BSM)は、車両の後側方エリアや最大約60m後方までの車両を検知し、ドライバーに注意を促します。
リヤクロストラフィックアラート(RCTA)は、駐車場での後退時に接近する車両を検知し、注意喚起を行います。
さらに、マルチテレインABSは、オフロードにおいても優れた制動性能を提供し、電子制動力配分制御およびブレーキアシスト機能も標準装備されています。
快適機能
Lexusの革新的な「クライメイト コンシェルジュ」システムは、オートエアコン、ステアリングヒーター、シートヒーターやシートベンチレーションなどを一括管理し、さらに乗員の有無に応じて自動調整する機能を搭載しています。
また、新型ナビゲーションシステムは「VICS WIDE」に対応し、12.3インチの大型ディスプレイで高い視認性と利便性を提供します。
リヤシートにはオプションで11.6インチの高精細ディスプレイを搭載し、角度調整可能なエンターテインメントシステムを設置しています。