新型RXは、そのエクステリアと走行性能の両方で進化しました。
エクステリアに関しては、前後バンパーを変更することでフロントからリアに流れるサイドビューを強調し、L字モチーフのブロックメッシュパターンを取り入れたスピンドルグリルにより、LEXUSのデザインを象徴するエレガントかつダイナミックな外観を創出しています。
走行性能においては、ボディと足回りの剛性を強化し、フリクションコントロールダンパーと連続可変制御が可能なNAVI・AI-AVSを採用しています。
これにより、リニアなステアリングフィールと正確なトレース性を提供し、操縦安定性を向上させています。
また、世界初のブレードスキャンAHS(アダプティブハイビームシステム)と新世代のLexus Safety System +の採用により、より高度な安全運転支援機能を提供し、運転の安全性を大幅に強化しています。
これらの技術革新により、新型RXはより快適で安心なドライビング体験を可能にしています。
RXの主な特長
エレガントかつダイナミックなエクステリアと機能性を追求した上質なインテリア
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- フロントバンパーからドアサイドまでキャラクターラインに連続性を持たせることで、勢いのあるサイドビューとしました。また、サイドのドア下のロッカー形状からフロントグリル下端までがひと繋がりに抜けていくような造形のバンパー下端部でグリルを支えるような印象を付与し、力強さと安定感を表現しています。
- リヤビューはリヤバンパーサイドからバンパーの下側に繋がるラインと、リヤピラー下端のウィンドウグラフィックを合わせて車両後方へ抜ける造形とすることで、エレガントさを付与。さらにバンパー下端のマフラー、アンダーガードなどの部品を水平基調の意匠とし、ワイド感を強調しました。
- スピンドルグリルにはL字モチーフのブロックメッシュパターンを採用。LEXUS SUV独自の記号性を持たせるとともに、メッシュグリルに抑揚をつけ、中心部に向けて押し出しのある立体造形とすることで、バンパーサイドとの一体感を表現しました。また、グリルのフレームをバンパーサイドからの流れに呼応する形状とし、サイドから見ても一体感のあるデザインにしました。
- ヘッドランプはユニットの形状を従来型より小型化することでシャープな印象を持たせたほか、リヤコンビネーションランプは、上部にL字を4つ重ねたモチーフを配置し、下部はそのモチーフを反転させた造形とすることで、LEXUSとしてのアイデンティティを際立たせました。
- インテリアは、好評だった質感の高さはそのままに、ナビゲーションのタッチディスプレイ化や充電用USBソケットの増設、スマートフォン収納箇所の追加、リモートタッチ(タッチパッド式)を採用するなど、より高い利便性を実現しました。
- バックドアにハンズフリーパワーバックドアを採用。キー携帯時に、リヤバンパーの下に足を出し入れすることでバックドアが自動開閉します。予約ロックの設定や挟み込み防止機能など、使いやすさと安全性を両立しています。
- RX450hLのサードシートに2種類のシートポジションを設定しました。室内空間を重視したポジションと、ラゲージスペースを重視したポジションをシーンに合わせて選択可能です。室内空間を重視したポジションでは足元や膝周辺を広げたことで、快適性を向上させました。
- RX450hLでは、セカンドキャプテンシート*8をオプション設定。ゆったりと座れるだけでなく、アームレスト、シートサイドのカップホルダー、スライド&リクライニング機構を設定することで快適性を高め、より上質な室内空間を提供します。
優れた乗り心地はそのままに、高い操縦安定性とリニアなステアリングフィールを実現
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- スポット溶接の打点を増やすとともに、構造用接着剤の接着範囲も拡大するなど骨格を高剛性にすることで、優れた操縦安定性・乗り心地を実現しています。
- サスペンション周りでは、ハブベアリングの剛性を高めることで車両の応答性を向上させるとともに、リヤスタビライザーバー径を拡大し、アンダーステアの軽減とロールの低減を図りました。また、コーナリング中、アクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制するアクティブコーナリングアシスト(ACA*9)の採用や、EPSのチューニングなど徹底的な改良を加え、リニアなステアリングフィールと思い描いたラインを正確にトレースできる高い操縦安定性を実現しました。
- ショックアブソーバーにフリクションコントロールダンパーを追加し、路面からの微小な入力による高周波振動を低減。フラットな乗り味と操舵時の応答性向上を実現しました。
- シームレスな連続可変制御を可能にしたNAVI・AI-AVSの採用により、ショックアブソーバーの減衰力を車両状態の変化に応じて最適に電子制御し、しなやかな乗り心地とフラットで安心感のある走りを両立しました。
F SPORT
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- “F SPORT”らしいスポーティな走行性能を追求し、“F SPORT”専用チューニングを施しています。しなりや微振動を速やかに吸収するパフォーマンスダンパーをフロントとリヤに装着したことで、ハンドリングの特性を一層シャープにするとともに、乗り心地と静粛性の向上を実現しました。さらに、瞬時にロールを抑制する電動アクティブスタビライザーを採用することで、よりフラットな車両姿勢を実現します。
- “F SPORT”を主張するデザインとして、Fメッシュパターンのスピンドルグリルとサイドグリルを採用したほか、スピンドルグリルとフロント・リヤバンパー下部に漆黒メッキをあしらい、ダークプレミアムブラック塗装の専用アルミホイールを装着し、下部をダークトーンにコーディネート。さらに“F SPORT”専用のスポーツシートやアルミ製スポーツペダルを採用するなど、スポーティさを強調する内外装としています。
ブレードスキャンAHSや進化したLexus Safety System +などの先進技術による安全・快適の追求
LEXUSは新しい価値を提供するため、世界初のLEDヘッドランプや、先行車や対向車を眩惑しないようにハイビームの照射を制御するアダプティブハイビームシステム(AHS)など、夜間視界を確保するための先進技術を積極的に採用しています。
新型RXでは、さらに安全性を高めるため、世界初となるブレードスキャン®アダプティブハイビームシステム(AHS)を搭載しました。
このシステムは、LEDからの光を高速回転するブレードミラーに照射し、反射した光がレンズを通じて高速で移動しながら前方を照らすという新機構です。
残像効果により光は動いているように見えませんが、ブレードミラーの回転に同期してLEDの光を適切なタイミングで点灯・消灯することで、より細かい配光制御が可能となります。
これにより、従来のAHSよりも精密な遮光が実現し、ハイビームの照射範囲を広げつつ、対向車や先行車を眩惑することなく、歩行者や標識を早期に認識できるようになります。
マルチメディアシステムは、新たにタッチディスプレイを導入し、SmartDeviceLinkTM、Apple CarPlay、およびAndroid Autoに対応しました。
これにより、ユーザーはiPhoneやAndroidスマートフォンを12.3インチのタッチワイドディスプレイに連携させ、画面操作や音声操作を行うこ有効性が大幅に向上しました。
また、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の機能も進化しました。
従来の「単眼カメラ+ミリ波レーダー」のシステム構成を維持しつつ、交通事故や事故による死傷者のさらなる減少とドライバーの負担軽減を目指しています。
加えて、運転支援時にはドライバーにとって自然で安心感のある車両挙動を追求しています。
主な搭載技術
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- 単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」
- 自動車専用道路等において設定した車速内で前走車との距離を一定になるよう加減速制御する「レーダークルーズコントロール」および、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する高度運転支援機能「レーントレーシングアシスト(LTA)」
- 先行車や対向車を眩惑しないよう、ハイビームの照射を制御する「アダプティブハイビームシステム(AHS)」
- 単眼カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)