LEXUSブランドのプレミアムスポーツラインである「F」シリーズは、高い基本性能と走りの新技術を融合させ、LEXUSの新たなパフォーマンスビジョンを提示しています。
このシリーズは、ドライバーが自在に操れる車という、自動車の根本的な魅力である「運転する楽しさ」を極限まで追求することをコンセプトにしています。
「IS F」は、このコンセプトのもと、ISをベースにして開発されました。
このモデルでは、エンジンとトランスミッションを専用に新開発し、特製のサスペンション、アルミホイール、タイヤも採用しています。
その性能を最大限に引き出すために、富士スピードウェイを含む国内外のサーキットで徹底的なテスト走行が行われました。
さらに、アクセル、シフト、ステアリング、ブレーキの反応性、エンジンサウンド、加速感などの感性品質にも細心の注意を払い、ドライバーはもちろん、同乗者にもドライビングの喜びを感じさせることができるように設計されています。
これにより、「IS F」は、LEXUSブランドのエモーショナルな魅力を象徴する車種となっています。
主な特徴
堪能できるパフォーマンス
新開発されたV型8気筒5.0Lエンジンは、圧倒的なパワーを保ちつつ、自然吸気エンジン特有の直線的な加速感、優れたレスポンス、そして高回転までスムーズに伸びる加速を提供します。
このエンジンは、加速することで変化するエンジンサウンドがスポーツマインドを刺激します。
世界で初めて導入された8-Speed Sport Direct Shiftトランスミッションは、電子制御技術を駆使してオートマチックとマニュアルの利点を組み合わせ、プレミアムスポーツカーに適した新しい二ペダルスポーツトランスミッションを提案しています。
Mポジションでは、世界最速レベルの変速レスポンスを実現し、エンジンとトランスミッションが直結することでダイレクトなアクセルレスポンスが得られます。
また、専用のサスペンション、高性能ブレーキ、鍛造19インチアルミホイールと専用タイヤを組み合わせることで、卓越した操縦性と走行安定性を確保しています。
さらに、エンジン、ステアリング、ブレーキの統合制御を行うVDIMシステムには、安全性を保ちながら車両性能を最大限に引き出すスポーツモードが設定されています。
このシステムは、高い車両安定性と予防安全性能を提供します。
エクステリア・インテリアデザイン
LEXUSのデザイン哲学「L-finesse」に基づき、車の走行性能と機能性をダイナミックでありながらシンプルな外形に昇華したスタイルが特徴です。
内装では、ハイコントラストをテーマに、白と黒を基調色として使用し、アクセントとしてブルーを巧みに配置しています。
さらに、センターコンソールには特別な装飾が施されています。
メーターパネルには青色LEDが使用されており、スピードメーターは最大300km/hまでの速度を表示します。
これらの要素が合わさり、洗練された印象と機能性を兼ね備えた室内空間を創出しています。
安全・環境性能
オプションとして、前面衝突時の危険を警告し、衝突による被害を軽減するミリ波レーダー方式のプリクラッシュセーフティシステムが設定されています。
また、CO2削減を目的とした燃費改善策が施され、8.2km/Lの燃費を実現しています。
さらに、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定も取得しており、環境性能においても高い評価を得ています。